DICTIONARY
用語集
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インターバル

インターバル(Interval)」は、トレーニングにおいて、運動と運動の間に取る休憩時間を指します。筋力トレーニングや有酸素運動において、インターバルはトレーニングの効果や目的に応じて設定され、パフォーマンスや結果に大きく影響を与える重要な要素です。

インターバルの種類と効果

インターバルの長さにより、トレーニングの目的や効果が変わります。以下は、インターバルの主な使い方とその目的です。

短いインターバル(30秒~1分程度)

目的:筋肥大(ハイパートロフィー)や筋持久力を向上させる。

効果:筋肉が完全に回復しないうちに次のセットを行うことで、筋肉に強い刺激を与え、筋肥大を促進します。また、持久力を高めるためにも有効です。

例:6~12回のレップでトレーニングを行い、30秒~1分のインターバルを取る。

中程度のインターバル(1~2分)

目的:筋肥大と筋力のバランスを取りながらトレーニングする。

効果:ある程度筋肉を回復させつつも、筋肥大と筋力向上の両方を狙うトレーニングに最適です。筋肉の回復を促しつつ、次のセットで高重量を扱うことができます。

例:5~8回のレップでトレーニングを行い、1~2分のインターバルを取る。

長いインターバル(2~5分)

目的:筋力やパワー向上を目指す。

効果:高重量を持ち上げる場合、筋肉神経系が完全に回復する時間が必要です。長いインターバルを取ることで、次のセットで最大の力を発揮でき、筋力やパワーを効果的に向上させます。

例:1~5回のレップでトレーニングを行い、2~5分のインターバルを取る。

インターバルトレーニング

インターバルトレーニング」は、高強度の運動と休憩(または低強度の運動)を繰り返すトレーニング方法で、持久力の向上や脂肪燃焼に効果的です。

高強度インターバルトレーニング(HIIT):

短時間で非常に高い運動強度を発揮し、その後短い休息や低強度の運動を繰り返すトレーニング。

効果:心肺機能の向上、脂肪燃焼、筋肉の耐久性アップなどが期待でき、短時間で大きな効果を得ることができます。

例:30秒の全力ダッシュを行い、その後1分のウォーキングを繰り返す。

インターバルの選び方

筋肥大を目指すなら、短いインターバルを採用して、筋肉に負荷をかけ続ける。

筋力向上を目指すなら、長いインターバルを取り、最大の力を発揮できるようにする。

脂肪燃焼や心肺機能の向上を狙うなら、インターバルトレーニングやHIITが有効。

インターバルは、トレーニングの目的や体力レベルに応じて調整することで、効率よく目標を達成するための重要な要素です。