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コンパウンドセット法

コンパウンドセット法は、筋力トレーニングの一種で、同じ筋肉群に対して異なるエクササイズを連続して行う方法です。通常、休憩を取らずに2つ以上のエクササイズを連続して行い、特定の筋肉に集中的に刺激を与えます。この方法は、筋肉の持久力や成長を促進するために非常に効果的とされています。

コンパウンドセット法の特徴

同じ筋肉群を鍛える: 通常のセット間の休憩を省いて、同じ筋肉群に異なる負荷を連続して与えるため、筋肉により大きな刺激を与えることができます。

エクササイズの組み合わせ: 例えば、上腕二頭筋をターゲットにする場合、バーベルカールの後にダンベルカールを行うというように、異なる種目を組み合わせて行います。

メリット

筋肉の疲労を最大化: 同じ筋肉を連続で使うことで、通常のセットでは得られない深い疲労感を得ることができ、筋肥大筋肉の成長)を促進します。

時間効率の向上: 休憩を減らしてエクササイズを連続して行うため、短時間でより多くのエクササイズを行うことができ、時間の効率化が図れます。

筋力のバランス強化: 同じ筋肉に対して異なる角度や動きで刺激を与えるため、筋肉の各部位をバランス良く鍛えることができます。

例: 胸筋のコンパウンドセット

ベンチプレス(胸の主要部分に強い刺激を与える)

ダンベルフライ(胸のストレッチを強調して深く刺激)

注意点

高強度: コンパウンドセット法は非常に負荷が高く、筋肉や関節に対するストレスが大きいため、無理をせず適切な重量を選ぶことが重要です。また、筋肉の回復も重要なので、休養日を設けてオーバートレーニングを避けることが大切です。

経験者向け: この方法は、ある程度のトレーニング経験を持っている人向けで、初心者には少し負担が大きいかもしれません。まずは通常のセットを習得してから挑戦するのが良いでしょう。

コンパウンドセット法スーパーセット法の違い

スーパーセット法は、異なる筋肉群(例: 胸と背中)を交互に鍛えるのに対し、コンパウンドセット法は同じ筋肉群に対して連続的に異なるエクササイズを行うという点が異なります。

コンパウンドセット法は、筋肉に集中的な負荷をかけるため、筋肉の成長や体力向上を目指すトレーニーにとって非常に効果的なトレーニング方法です。